代表あいさつ

  1. HOME
  2. 財団概要
  3. 代表あいさつ

日本で寄付文化を もっともっと広めていく

 

世の中には素晴らしい理念のもと活動に勤しむ団体があります。

その行動の先には豊かな世の中がイメージできます。

そういった、団体等の活動を広く世に知ってもらいたい、そして広く個人・法人が支援できる仕組みを作りたい。そのような想いから、「お金をまわそう基金」が設立されました。

社会のあちこちに、世の中の不条理や不平等そして無理解にもめげること無くがんばっている人達がいっぱいいます。そういった人たちの生き様に共感し、皆で応援する仕組みを作っていけたらどれだけ素晴らしいことでしょう。

公益財団法人お金をまわそう基金では、社会の片隅で頑張っている人たちをどんどん発掘し、世の中に広く紹介していきます。そして、皆さんからの温かい寄付を全額 「ここを応援したい」と指定された寄付先へまわさせてもらいます。

公益財団法人 お金をまわそう基金 では、助成先を責任をもって選び、世の中に知っていただく活動をいたします。そのようないくつかの団体に共感いただけたら寄付を募ります。そして、寄付金 全額を団体にお届けします。

人は生きていくために働くが、お金にも働いてもらうことで、人生をより豊かに かつ充実させることができます。それは、経済的自立を果たすだけではありません。お金にも働いてもらうことの意義や価値を実感するにつれて「お金を持つに適応しい人間とは」の意識が静かに高まってきます。まさに、文化の域に入っていくのです。

そのためには、自分の寄付がどこへ向かっているのか、はっきり見えることが大事です。自分のお金がこんな風に役立たせてもらっているのだと確認できることで、自分も一緒に汗を流し、お手伝いしている参加意識が湧き上がってきます。ワクワク感も高まります。

公益財団法人お金をまわそう基金では、活動状況を積極的に公開します。
ご寄付をいただく皆様にも寄付の現場にどんどん参加してもらい「お金を超えたつながり」といったものが広がっていったら、どんなにステキでしょう。

お金をカッコよく使っていくということは、「おたがいさま」や「おかげさまで」のタネを、社会の中にどんどん蒔いていくことになります。そのタネは、人々の間で感謝とともに育っていき、どこかで大きく、美しく実るのです。

「お金をまわそう基金」を、ぜひみなさんで育てていき、カッコいい社会を創っていきましょう!

公益財団法人 お金をまわそう基金
代表理事 澤上 篤人


  • 代表理事 澤上篤人

    71年から74年までスイス・キャピタル・インターナショナルにてアナリスト兼ファンドアドバイザー。 その後、80年から96年までピクテ・ジャパン代表を務める。 96年にさわかみ投資顧問(現 さわかみ投信)を設立し、99年には「さわかみファンド」を設定。日本における長期運用のパイオニアとして熱い支持を集めた。

    現在は、成熟経済における経済活性化のカギとなる「カッコ好いお金の使い方」のモデルとなるべく、当財団のほか一般社団法人さわかみ財団、公益財団法人さわかみオペラ芸術振興財団の代表として文化・芸術、日本の伝統・地域・自然、スポーツ、子ども支援の各分野において、「より良い世の中づくり」に取り組んでいる。

設立時(動画)