困難を抱える少女たちに居場所を提供

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困難を抱える少女たちに居場所を提供
支援総額
5,032,544
93.91%
目標金額
5,358,500
支援者数
460
募集のこり
0
  • 募集団体は 一般社団法人Colabo です。
  • 本事業の寄付受付は終了しました。現在、募集中の事業は団体名をクリックしてください。

危うい10代の少女たちの伴走者となり、
共に考え、泣き、笑い、怒り、歩む力になる。

性被害や性的搾取の被害に遭った少女たちは、安心して過ごせる場所を持たないまま、何とか生き抜こうとする中で危険に巻き込まれています。一般社団法人Colaboは、そのような困難を抱えた少女たちの伴走者となり、安心して過ごすことのできる「日常」や、信頼できる「大人」との関係性、医療や教育、専門的な「ケア」など「衣食住」と「関係性」を持ち搾取に行きつかない社会を目指しています。

少女からの相談内容

家庭のこと 276件

  • 家族関係 61件
  • 虐待 58件
  • 家に帰りたくない 39件
  • 居所なし 35件
  • 生活困窮 33件
  • 家を出たい 26件
  • 家出 17件
  • 子育てについて 4件
  • 親の自死 3件
学校のこと 79件

  • 高校中退 29件
  • 進路 21件
  • 友人関係 13件
  • 不登校 11件
  • いじめ 4件
  • 教員についてなど 1件
性のこと 177件

  • 性被害 54件
  • 性売買 45件
  • 風俗店や性売買斡旋組織から抜けたい
    20件
  • JKビジネス 16件
  • 恋人からのDV 15件
  • 性感染症 14件
  • 妊娠 9件
  • セクシャリティ 4件
その他 163件

  • 就労相談 38件
  • 仕事について 18件
  • 公的機関の対応について 14件
  • 借金 9件
  • 精神疾患 28件
  • 自傷行為 17件
  • 死にたい 13件
  • 病院に行きたいが行けない 9件
  • 薬物依存 4件
  • 発達障害 8件
  • 知的障害 4件

ご支援をお願いする内容

虐待、性犯罪被害者女子の保護シェルター及び自立支援シェアハウス運営事業

中高生世代を中心とする女子に対する支援活動を行っています。特に虐待や生活困窮等を背景に家に居られないとき、街で声をかけられたりSNSを通して知り合った相手から児童買春や性犯罪の被害に遭った少女と多く関わっています。

公的支援につながれない少女たちが搾取労働に行き着かずに済むよう、自ら支援の窓口に足を運ぶことが不可能な状態にある少女を発見し、夜間に駆け込める第一シェルターの運営を通して少女の受け入れています。また中長期的に自立支援を必要とする第二シェルターで受け入れて生活支援を行っています。

また2018年10月から夜間巡回バスによるアウトリーチ活動を始め、夜の繁華街にバスを停めてそこを拠点に支援につながらない少女たちに声をかけています。そのため以前にも増して困難を抱える少女との出会いが予想されシェルター等の需要も増しています。

そのためシェルター経費及び保護活動に必要な車両を停車、駐車するための駐車場代、それに関わる人件費(事業費)のご支援をお願い致します。

これまでの実績

第一シェルター 虐待や性暴力被害を背景に孤立、困窮した少女が、「一夜を過ごせる場所」がない「今日一日食べることができない」時に駆け込める場として運営し、夜間巡回で出会う少女や、SNSや学校関係者などを通して相談した少女の保護や宿泊支援を行います。少女ごとに担当スタッフが付き、必要に応じて連携弁護士と共に学校、医療、児童相談所、行政、警察などへ同行支援も行います。

  • 稼働日数125日
  • 利用者数:34名
  • 利用件数:320件
第二シェルター 少女3名が半年から4年を目安に中長期的に生活できる場としています。高校卒業後や他施設退所後に済む場所に困っている少女を受け入れられる体制を整えています。また定時制高校や児童養護施設、児童自立支援施設、女子少年院関係者などと連携を強めています。

  • 宿泊日数161日
  • 利用者数17名

(詳細の場所は、少女を守る必要があり非公表)

困難を抱えた少女の声

「非行で片づけないで」(15歳・Kさん)

私の家は些細な事から罵りあいが始まる。
私の家に居場所は無かった。学校ではいじめられて担任の先生に相談したけど何も変わらない。私は学校にも居場所が無かった。

家にいても寂しくて、寂しい時決まってすることがあった。
それは「家出」。

家出をしていろいろな人の元を泊まり歩いた。時には記憶がなくなるまでお酒を飲み、時にはお金を盗まれ、時にはレイプされた。それでも家に居るよりはマシだった。誰かに話しを聞いてほしかったのかもしれない。誰かがそばに居てくれるだけでよかったのかもしれない。でも それは家や学校では出来なかった。

だからその欲求を私に近づいてくる大人たちに向けた。でも その大人たちは私の話を聞き、そばに居る見返りに体を求めた。拒んでも無理やりヤられるのが分かっていたからある時から拒まなくなった。そんな私から離れていく友人もいたが私にはこうするしかなかった。

本来、話を聞いてくれるべき人が、そばにいてくれるべき人が居てくれればそれでよかった。ただ寂しかっただけなのに。

代表より活動への想い

私たちの想い大切なのは、「出会いを創造にし、社会を活性化させる」こと。

ふだん交わることの少ない地域や年齢を越えた人と人とをつなぎ、それぞれの強みを活かしてコラボすることで、大人と若者が協働すること。

必要なのは、特別な支援ではなく「当たり前の日常」。

すべての少女が「衣食住」と「関係性」を持ち、困難を抱える少女が暴力を受けたり、搾取に行きつかなくてよい社会を目指して活動を続けます。

一般社団法人Colabo 代表 仁藤夢乃

少女たちが安心して過ごせるシェルター支援

寄付金は、『虐待、性犯罪被害者女子の保護シェルター及び自立支援シェアハウス運営事業』充てます。緊急保護を必要とする少女たちや自立を目指す少女たちを支えるために役立てられます。

総額 14,486,500円
募集額
  • 2,016,000円(2/28達成)
  • 3,342,500円(追加)
内訳
  • 第一シェルター経費1,416,000円
  • 借料・賃貸料(駐車場代)600,000円
  • 人件費(事業費)3,342,500円

※上記の金額は、2018年12月から2019年11月までにかかる費用となります。

 

一般社団法人Colabo 代表 仁藤夢乃

  • 1989年、東京都生まれ。中学生の頃から東京・渋谷の路上をさまよう生活を始め、高校2年で中退。高卒認定の予備校での一人の講師との出会いをきっかけに、ボランティア活動を始め、明治学院大学に入学。東日本大震災の被災地支援活動を経て、家族や学校とのつながりを絶たれた若者の居場所作りをするcolaboを設立。支援している少女たちが買春に至った背景や思いを文章と写真で訴える「私たちは『買われた』展」(2016年8月~)は全国を巡回し、大きな反響を呼んでいる。現在、「居場所のない高校生」や「搾取の対象になりやすい青少年」の問題を発信するとともに、日常的な関わりを通して少女の支援を行っている。2015年より、第30期東京都青少年問題協議会委員を務める。著書に『難民高校生』(ちくま文庫)、『女子高生の裏社会―「関係性の貧困」に生きる少女たち』(光文社新書)がある。

当プロジェクトの事業計画

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団体への応援メッセージなどお待ちしております。

るる

2019/11/14
少女たちはまだ若く未熟で世間を知らないのに、性的に商品価値があるために、誰よりもターゲットになりやすい。 体を売ってきちんと稼げるならまだしも、レイプや、騙されたり。犯罪に巻き込まれやすい。 悪いのは少女達じゃない。周りの大人が悪いじゃないか。と、ずっと思っていました。応援しています。

寄付者

2019/10/23
先月、八王子で「わたしたちは買われた」展がありましたね。地元ですが神楽坂で最初に開催した時に行ったので今回は行きませんでしたが、多くの人が訪れたとのことでよかったです。生涯学習センターの図書館はよく利用しています。

寄付者

2019/08/15
アニュアルリポート読ませていただきました。素晴らしい取り組みです。めげる様なことも日々あるでしょうが頑張ってくださいね。

N.B

2019/07/18
少しですが、寄付させていただきました!自分の経験や、いま高校生の妹を思うととても「知らない女の子たちのため」とは思えず。 いつも応援しています。また物品などでも支援させていただきたいです。

阿部

2019/05/01
令和の時代にも、女の子の支援、継続的によろしくお願いいたします。微力ですが応援させてください。

寄付者

2019/04/15
夢乃さん、Forbus Under30 Asia2019の受賞おめでとうございます! 春になり、緑や花で景色が美しくなる一方で新しい環境で疲れている少女の皆さん、スタッフの方たちも多いと思います。ささやかですがほっとできる時間の役に立てるよう協力します。

寄付者

2019/04/08
報告会を楽しみにしています。これからも粘り強く活動を続けてください。微力ながらサポートし続けます。

みやた

2019/03/21
キリスト教のカトリック教会で女性や子どもの人権擁護にあたる石川治子さんの講演で仁藤さんを知りました。その後、12月の逗子で行われた仁藤さんの講演会に参加させて頂きました。  医療など専門機関においても患者や被支援者が尊重されなかったり不遇な取り扱い扱いになる場合もあります。講演を聞いて、若年者の女性に限定されているとはいえ、当事者の立場になるということを十分に行われてるようにみえるコラボのような団体があること、仁藤さんがいらっしゃることを少しだけ嬉しくも思いました。良き支援者として今後も活躍なさってください。どうもありがとうございました。

Y.Y

2019/03/21
先日、16歳の姪とともに活動報告会に参加しました。以前に勤務先の都留文科大学でご講演を聞きました。その時よりもさらにパワーアップした活動を展開されようとしていて、感動しました。今まさに姪は高校に行けなくなり、家にも居場所がないと話している時期です。友達と若干トラブルがあったと聞いています。おばちゃんとして、私ができるのは時々会って、違う世界の人々の話をしながら、辛抱強く見守ることだけです。 報告会でお話をうかがった日、姪は顔が明るくなって帰宅し、母親(妹)に「高校生たちを応援している団体の集会に行った」と話したそうです。以前に渡した仁藤さんの本も読んでいて、そこで得た知恵や体験をもとに自分で進路を切り開いてほしいと願っています。まだまだ姪は迷っているようですが、仁藤さんたちが、さまざまな人々と連携しながら活動が続けられるように、応援したいと思います。

さちえ

2019/03/21
私はNEWSのファンで(;^_^A 番組を見て、この活動を知りました。私も子供の頃親から、モラハラを受けていて、その事に大人になってから気が付きました。今でも恐怖と戦っています。 以前から虐待の支援活動の方々に協力出来たらと思っていましたので、ぜひお手伝いさせてください!微力ですが(;^_^A

みゅう

2019/03/21
私自身、虐待する親から逃げ場がなく、辛い思いをしてました。 私みたいな子や、居場所がない子に居場所ができますように。

寄付者

2019/03/21
微々たる月々の寄付しかできず悔しい思いです。 女性が、小さい時も大人の時も健やかでいられるように願っております。

元販売員G

2019/03/21
本当に大したことはできませんが、一人でも多くの女の子達がクリスマスや正月を暖かい所で過ごせることを遠く富山から願っています。

ねこ

2019/03/21
親の虐待は経済的ストレスからくることが多く、罪の無いこどもが性的搾取にあってしまう。 社会構造がおかしくなっている。一刻も早く解決したいと願う。支援方法を考えてみます。

寄付者

2019/03/21
いつも応援の気持ちを持ってましたが、先立つものが必要だと思いますので定期的に寄付したいと考えています。体に気をつけて頑張ってください。何か出来ることがあるようでしたらお手伝いしたいと考えています

寄付者

2019/03/21
代表の仁藤さんの著書「難民高校生」を読みました。昔、いわゆる「援助交際」という言葉が出てきた頃、私自身も対象の少女たちに偏見を持っていたと思います。深く恥じ入ると共に、大人の一人として全ての子供たちが安心して暮らせる社会を作るため、私も尽力したいと思います。強く応援しています。

寄付者

2019/03/21
生まれてくる親や環境は選べません。20代折り返しを迎えた私が出来ることは、これから一緒に未来をつくる皆んなと夢と希望を持てる社会を作ることです。これはコラボを頼りにする彼女たちだけではなく、私の問題でもあります。こんな世の中変えていきましょう!Do For Others.

寄付者

2019/03/21
コラボの活動を陰ながら応援しています。

寄付者

2019/03/21
子どもたちのつらい気持ちが少しでも軽くなるといいなと思っています。年末年始の活動に役立ててもらえると幸いです。 colaboの皆さん,いつもありがとうございます。 応援しています!

寄付者

2019/03/21
同じ師をもつ同志、応援してます。

ひなぎく

2019/03/21
新しい年が始まりましたね。少女のみなさん、スタッフのみなさんにとっていい年になることを 願っています。前例のないバス・カフェの活動、困難なことも多いことと思いますが、特に今の ような寒い日々、心細く街をさまよっている子たちがこのピンクのバスを見かけたら、どれほど ほっとすることでしょう! ささやかですが、これからもcolaboの活動を応援します。

西山

2019/03/21
朝日新聞フロントランナー見ました。僅かですか寄付させてくだだい。

武田真弓

2019/03/21
朝日新聞をみました。少しですが、寄付させて頂きます。

ツル次郎

2019/03/21
2019年2月1日付けの読売新聞を見ました。 子供たちがひどい状況であることに目をそむける大人が多い中本当に頭が下がる思いです。 少しでも何かのお役に立てればと支援させていただきます。

あみねね

2019/03/21
虐待死の子供のニュースを聞くたびに どうして助けられなかったか、 どうしたら同じことが起こらないように 仕組みを作れるのか、いつも心が しくしく痛みます。 死んでしまった極端な事例の裏に 日々、現在進行形で苦しい子供がいる。 出来ることはわずかですが、 出会ったのもご縁ですので、 わずかですが寄付させていただきます。 これからも応援しています。

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