子ども虐待(児童虐待)の現状を知る
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増え続ける子どもへの虐待
133,778件
(平成29年速報値・相談対応件数)
児童相談所への児童虐待相談対応件数の推移
- 平成29年は児童虐待の相談対応件数が過去最高となる(前年よりも1.09%増加)
- 統計開始以来、27年連続で増加中
虐待の相談内容(平成29年速報値)
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身体的虐待
33,223件
(前年比+1,298件)******
蹴る、殴る、風呂に沈める、首を絞める、やけどをさせる、逆さづり、戸外に閉め出す、などの暴行
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ネグレスト
26,818件
(前年比+976件)******
食事を与えない(少ない)・家に閉じこめる・自動車内に放置する・遺棄など、保護の怠慢、養育の放棄・拒否
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性的虐待
1,540件
(前年比-82件)******
子どもへの性交、性的な行為の強要・教唆、子どもに性交を見せる、などの性的な虐待
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心理的虐待
72,197件
(前年比+9,011件)******
大声や脅しなどで恐怖に陥れる・無視や拒否・兄弟差別・自尊心を傷つける、などの言葉や態度での暴力
※上記の数値は、厚生労働省「平成29年度の児童相談所での児童虐待相談対応件数(平成30年8月30日)」より
表面化した子ども虐待による死亡
49人
- 心中により死亡した子どもは除く(含めると77人)
子ども虐待の死亡詳細
- 死亡した子どもの年齢は0歳が最も多く32人
- 虐待の種類は、身体的虐待27人およびネグレスト19人
- 加害者は、実母によるもの30人、実母と実父によるもの8人
- 実母が抱える問題(複数回答)として、「予期しない妊娠/計画していない妊娠」が24人と最も多く、次いで「妊婦健診未受診」が
23人、「母子健康手帳の未交付」「遺棄」が各15人
※上2項目については、「子ども虐待による死亡事例等の検証結果等について(第14次報告)」より。(第14次報告は平成28年度)
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