特定非営利活動法人うれし野こども図書室

2017年事業完了報告

事業完了報告

事業名:伸びろ!伸ばそう!!子どもの力
団体名:特定非営利活動法人うれし野こども図書室
代表者名:高橋美知子
事業完了日:2017年11月30日

助成金額 4,8000円

事業内容

岩手県陸前高田市小学校の図書室整備・岩手県釜石市立白山小学校の図書室整備・うれし野こども図書室分館陸前高田こども図書館「ちいさいおうち」の運営管理

事業評価

2017年度事業計画に従い、順調に遂行できた。

事業実施によって得られた成果

学校図書室整備はテーマ展示を中心に事業を展開、ちいさいおうちも例年の図書館開館を続行でき、多くの人々に喜ばれた。

成功したこととその要因

長年培ってきた知識と経験を活かし、また、被災地のスタッフ、支援者とも打ち合わせを密にし、信頼関係を要に事業にあたれたこと。また、教育委員会の理解と協力をこれまでと同じく頂けたこと。なおかつ、これらの事業が必要とされている事。

事業成果

今年度もお陰さまで2011.3.11の被災地支援事業を順調に行うことができました。
私たちの目的は、一人ひとりの子どもたちが、本の世界で、日常と離れた別世界で、様々な体験をしながら、強調しあいながら、そこから想像力、語彙力、判断力、考える力など人間として基本となることを培って欲しいとの思いで行っております。

その具体的な働きかけとして、学校図書室支援事業を2校で行いました。陸前高田市立高田小学校には、今年で丸5年入っております。釜石市立白山小学校は3年目になります。NDCの配架整理は終わっておりますので、展示テーマを中心に活動をしております。
これは、まずテーマを決め、各ジャンル(文学、科学、詩、伝説、昔話など)からそのテーマに沿った本を選び、子どもたちが関心を持ち、読みたい!思いをかきたてるため展示パネルを工夫していきます。子どもたちは、まず、大きなパネルに驚き、次に一つのテーマに様々な本があることに、感心して見入ってくれ、好みの本を見つけて借りていってくれます。

頻繁には行けない距離ですが、継続することによって、子どもたちは私たちの仕事の意義を感じ取ってくれ、労りともいえる感謝の気持ちを直接伝えてくれるようになりました。また、図書委員の子どもたちも、私たちの仕事を刺激に、自分達のコーナーを作り、本を読もうと呼びかけてくれたりしております。

また、うれし野こども図書室の看板ともいえる、ストーリーテリング(物語を覚え、本を見ず、子どもたちの目を見ながら、語り聞かせるもの。耳からの読書と言えます。)は、今年も2校の学校で行いました。2校とも、体中を耳にして、しっかり聞いてくれ、本を読むことと同様に、自分の想像力で世界に入っていることが分かり、やりがいがあります。

この他に、学校が毎年購入する新刊リストを作らせていただきました。また、展示テーマに使う本は、その度ごとに寄贈致しており、学校図書室の図書構成がレベルアップしております。

2011年11月に設置した陸前高田こども図書館「ちいさいおうち」は、着実に地域に根ざした活動を重ねております。

3.11の津波で破壊された陸前高田市立図書館は、やっと今年7月に新館がお目見えしました。陸前高田市の図書館児童室の役を担うために「ちいさいおうち」を作り、運営してまいりましたが、その任を果たし、今年度いっぱいで、その運営管理を降ります。以後は、地域のボランティアの方々に一任するため、高田市教育委員会とも話し合いを重ね、「ちいさいおうち」がスムーズに活動できるよう最後のつとめに励みました。

支出(抜粋)

費目 お金をまわそう基金助成金
旅費交通費 34,000円
人件費 14,000円
合計 48,000円